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介護に関連する資格にはどのようなものがありますか?

公開日:2017/05/12

介護に関連する資格には、どのようなものがあるのでしょうか。

かつてキャリアパスで複数あった資格(「ホームヘルパー2級」・「ホームヘルパー1級」・「介護職員基礎研修」など)の見直しが図られ、2013年4月に「介護職員初任者研修」が資格制度として登場し、介護職のキャリアパスの入門的位置づけになりました。

施設探し同様、介護に関連する資格も、色々な名称や資格がありわかりづらい、と感じられた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
高齢者施設や高齢者住宅を探す中で、そこで働いている方たちがどのような専門の知識を持っているのかと知りたい方は多くいらっしゃると思います。

今回は、介護を専門とする資格にはどのようなものがあるのか、代表的な資格をご説明いたします。
あわせて、介護現場で活躍できる国家資格についてもご紹介いたします。

【介護業界の4大資格】
Step1
介護職員初任者研修
介護をする人が初めて高齢者に接する時に必要な基本的な知識を取得するための研修 介護職の初心者向け 受講(全カリキュラム130時間(通学や通信教育による))+終了試験により資格取得 「旧ホームヘルパー2級」
職種
訪問介護職員 福祉施設介護職員 など
受験(受講)資格
16歳以上の義務教育を卒業した人 学歴、職歴不問
Step2
介護福祉士実務者研修
「介護職員初任者研修」の上位にあたる資格 介護職の経験者向け 受講(全カリキュラム450時間(通学や通信教育による))により資格取得 2017年1月より介護福祉士の受験資格の必須項目 「旧ホームヘルパー1級」と「旧介護基礎研修」が一体化したもの
職種
サービス提供責任者(介護を行う事業所で入所者の数に応じて一定の割合で人員が必要となる資格) 「痰吸引」、「経管栄養」などの一部の医療行為ができる
受験(受講)資格
16歳以上の義務教育を卒業した人 学歴、職歴不問
Step3
介護福祉士【国家資格】
介護が必要な高齢者や障がいのある人に対してスムーズな日常生活が送れるように、食事や入浴、排せつ、歩行などの介助や介護者からの相談に応じたアドバイスや介護者の精神面での支えになることが主な仕事 筆記試験 社会福祉専門職の介護に関する国家資格
職種
サービス提供責任者 生活相談員 チームリーダー
受験(受講)資格
実務経験3年以上で、かつ介護福祉士実務者研修修了者であること(2017年1月より受験資格改訂済) 学歴不問
Step4
ケアマネージャー(介護支援専門員)国家資格ではありません。
介護が必要な高齢者や障がいのある人からの相談に応じ、その心身の状況に応じ適切なサービスが利用できるよう市区町村、サービス事業者等との連絡調整等を行うことが主な仕事(具体的には、ケアプランの作成等) 介護が必要な高齢者や障がいのある人が自立した日常生活を送るのに必要な援助に関する専門的な知識や技術を有する者として介護支援専門員証の交付を受けます。 都道府県が実施している「介護支援専門員実務研修受講試験」への合格+「介護支援専門員実務研修」の受講とレポートの提出により資格取得
職種
管理者 ケアプランの作成
受験(受講)資格
介護福祉士実務経験5年以上(2018年より受験資格の改訂予定あり) 学歴不問 初心者がいきなり取得できる資格ではありません。

その他、【介護現場で活躍する国家資格】についてご紹介いたします。

社会福祉士(ソーシャルワーカー)

社会福祉士は、病気や障がい、生活状況などさまざまな理由によって、日常の生活を送ることが困難になった人の相談を受け、安定した生活ができるようにサポートするお仕事です。

社会福祉士が受ける相談内容は、「高齢者介護」「障がい者支援」「生活保護」「児童福祉」など福祉分野すべてが対象です。

【取得するためには】

「社会福祉士国家試験」に合格すること。

※試験は、年に1回の筆記試験です。

受験資格としては、大きく分けて4通りあります。

  1. 大学などで指定科目を履修する
  2. 短大などで指定科目を履修し、実務1~2年を経験する
  3. 養成施設を経る
  4. 指定施設で実務を5年以上経験する

理学療法士(PT)

理学療法士は、Physical Therapist (PT) とも呼ばれます。

ケガや病気などで身体に障害のある人や障害の発生が予測される人に対して、基本動作能力(座る、立つ、歩くなど)の回復や維持、および障害の悪化の予防を目的に、運動療法や物理療法(温熱、電気等の物理的手段を治療目的に利用するもの)などを用いて、自立した日常生活が送れるよう支援する医学的リハビリテーションの専門職です。治療や支援の内容については、理学療法士が対象者ひとりひとりについて医学的・社会的視点から身体能力や生活環境等を十分に評価し、それぞれの目標に向けて適切なプログラムを作成します。

(公益社団法人日本理学療法士協会HPより一部抜粋)

作業療法士(OT)

作業療法士は、Occupation Therapy (OT)とも呼ばれます。

作業療法では、基本的な運動能力から、社会の中に適応する能力まで3つの能力を維持し、改善し、「その人らしい」生活の獲得を目標にします。

3つの能力とは・・・

  1. 基本的動作能力(運動や感覚・知覚、心肺や精神・認知などの心身機能)
  2. 用的動作能力(食事やトイレ、家事など、日常で必要となる活動)
  3. 社会的適応能力(地域活動への参加、就労・就学)

その人なりの、その人らしい生活を「作業」通じて作っていくことを専門家としてお手伝いするのが、作業療法士のお仕事です。

(一般社団法人日本作業療法士協会HPより一部抜粋)

言語聴覚士(ST)

言語聴覚士は、Speech-Language-Hearing Therapy (ST)とも呼ばれます。

ことばによるコミュニケーションには言語、聴覚、発声・発音、認知などの各機能が関係していますが、病気や交通事故、発達上の問題などでこのような機能が損なわれることがあります。言語聴覚士はことばによるコミュニケーションに問題がある方に専門的サービスを提供し、自分らしい生活を構築できるよう支援する専門職です。また、摂食・嚥下の問題にも専門的に対応します。

言語聴覚士は医療機関、保健・福祉機関、教育機関など幅広い領域で活動し、コミュニケーションの面から豊かな生活が送れるよう、ことばや聴こえに問題をもつ方とご家族を支援します。

(一般社団法人日本言語聴覚士HPより一部抜粋)

スミカムの有料老人ホーム検索では、【職員情報】のページにホームで働く方々の簡単な介護職経験歴や保有資格なども掲載しています。ぜひ、今回の特集記事と併せて【職員情報】のページをご覧いただき、よりご希望に合った有料老人ホームを見つけていただければと思います。

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