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食事で夏を楽しもう♪

公開日:2017/07/27

「暑さを和らげる夏のカラフル野菜のパワーとは?」

毎日30℃以上の真夏日で熱中症注意報が出るほど、今年の夏も暑い日が続いています。
暑さ対策として冷房や冷たい飲み物につい手が出てしまいますが、日々の積み重ねで胃腸が弱ったり、身体がだるい、冷え性などの影響があらわれます。
暑さを和らげながら身体に負担がかからない何かがあれば・・・

そんな悩みに効果が期待できるのが「夏野菜」です。

「夏野菜で暑さを緩和できるの?」と疑問に思うかもしれませんが、夏野菜は水分豊富な野菜が多く体温を下げてくれる働きがあるのです。
食べ物には身体を温める食べ物や身体を冷ます食べ物があり、身体を温める「陽性」、身体のバランスを保つ「中庸」、身体を冷やす「陰性」に分けられます。

夏が旬の野菜は主に暖かい地方で栽培され、【カリウム】が多く身体を冷ます働きがあります。
夏は汗とともにビタミンやミネラルなどの栄養素を失いやすい時期です。
夏野菜からしっかり栄養や水分を補って、暑さに負けない身体作りを整えましょう。
今回は、夏の暑い時期に身体を冷ましたり疲労回復作用のあるカラフルな野菜を3つと、夏バテに効果のあるレシピをご紹介します。

トマト ( 陰性の食材 )

ヨーロッパでは「トマトが赤くなると医者は青くなる」ということわざがあるほど、トマトは疲労回復や生活習慣予防など様々な働きがある万能野菜です。

美肌効果のある野菜として女性に人気のあるトマトは、プチトマト、丸玉トマト、ミディトマト、フルーツトマトなど多くの種類があり、サラダやトマトジュースなど簡単に毎日の食事で取り入れられています。

日本に渡ってきたのは江戸時代初期頃、当時は食用ではなく観賞用の植物として扱っていたといわれています。開港後、文明開化とともに西洋野菜が広がり、日本でも食用としてのトマトの栽培が行われてきました。

夏は強い日差しや急激な気温の変化から“ゆらぎ肌”とよばれる症状が起こります。
肌がカサカサな状態になったりいつも使っている化粧品が合わなくなったり、肌の調子が不安定になります。
また、シミやたるみ(UV-A)、シワ(UV-B)などの原因となる紫外線の量も増える時期でもあるので、夏は肌のケアが大切です。

予防として効果のある栄養素が【リコピン】です。
リコピンはトマトの赤い色素成分で抗酸化作用が高く、肌の老化防止の働きがあります。
このリコピンは加熱することで体内に吸収しやすくなるので、トマトをそのまま食べるより油で炒めることでさらにしっかり栄養素を摂ることができます。

そして夏にかかりやすい病気の一つ、夏風邪。
夏風邪は日々の暑さから体力や食欲が落ちてしまい免疫力が低下するため、冬の風邪よりも長引くといわれています。
風邪のときに効果があるといわれているビタミン類。
トマトには体内でビタミンAに変化する【β-カロテン】【ビタミンC】が含まれているので、免疫力を高め夏風邪予防になります。

ナス ( 陰性の食材 )

ナスは身体を冷やす食べ物に分類され、水分量が多いのが特徴です。(ナスの9割が水分)
種類は長ナス、水ナス、丸ナスなど、全国各地で様々な種類が出回っています。
ことわざの「秋茄子は嫁に食わすな」の一説にもあるとおり身体を冷やす効果が高いため、夏以外の時期でのナスの摂取や食べすぎなどは注意が必要です。

しかし、連日の暑さや高温多湿の環境でだるさや疲れやすさも続き夏バテしやすい今の季節では、体温を和らげ消失したミネラルやビタミンの栄養も摂れるナスはオトクな野菜です。
ミネラルの【カリウム】には利尿作用があり、身体の熱を外に出し血圧を下げる効果もあります。また水溶性ビタミンの一種【コリン】は食欲不振を改善する働きがあるので、夏バテで食欲がないときにナスを使った料理を食べるのがオススメです。

さらにナスの皮に含まれている成分【ナスニン】はアントシアニン系ポリフェノールの一種で、疲れ目に効果があります。
紫外線が日に日に厳しくなる夏の時期では、皮膚だけではなく強い日差しが目に負担になり疲れやすくなったり白内障の原因になるともいわれているので、目の紫外線対策としてナスニンは摂取しておきたい栄養素です。
ナスニンは水溶性のため、アク取りのために水にさらす時間が長いと栄養分が流れ出てしまいます。ナスを調理する場合は皮ごと使い、切ったら水にさらさずすぐ使うと栄養素が失われるのを防げます。

とうもろこし ( 中庸の食材 )

“喉が渇いているときに水分補給をしても身体の中ではすでに脱水状態になっている”といわれるように、身体に必要な水分や栄養素が不足すると疲れや水分不足などが症状としてあらわれます。
夏は汗をかくので体内の水分量が減るため便秘ぎみになったり、暑さからの食欲不振で胃腸の調子が悪くなります。
とうもろこしには不溶性の食物繊維【セルロース】が含まれていて、腸内環境を整える働きがあります。

また疲れが原因の一つである夏バテにも【ビタミンB1】【糖質】の栄養素が効果的です。
身体がだるい、疲れやすいといった症状があるときはビタミンB1や糖質が不足になっている可能性があります。
水分同様、ビタミンなどの栄養素も疲れの症状が出る前に、毎日の献立やお弁当のメニューなどで取り入れる習慣を心がけましょう

とうもろこしは身体のバランスを保つ「中庸の食材」です。 中庸の食材は黄色系のものが多く、とうもろこしの他には玄米やさつまいもなどがあります。 暑いからと身体を冷ます効果のある陰性の食材ばかり食べていると、冷え性など身体を冷やしすぎてしまいます。 とうもろこしなどの「中庸の食材」や、にんにくやショウガなどの「陽性の食材」を薬味として料理に取り入れてみるなど、陽性・中庸・陰性の食材をバランスよく摂取することが体調を整えるポイントです。

トマト、ナス、とうもろこしを使った夏野菜レシピ

カラフル夏野菜のカレーパスタ

カラフル夏野菜
のカレーパスタ

材料(4人分)

トマト1個
ナス2本
とうもろこし1/2個
豚ひき肉200g
カレールー3かけ
ケチャップ大2
150~200cc
オリーブオイル大1
少々
コショウ少々
パスタ400g
<つけ合せ野菜>
トマト1個
ナス1本
とうもろこし少々
オリーブオイル大1
少々
ローストガーリック小1
ブラックペッパー小1

作り方

  1. とうもろこしは下茹でをして実をはずし,トマトとナスは角切りにする。
    つけ合せ用のトマトとナスは、くし切りにしておく。
  2. フライパンにオリーブオイルを入れナスを炒め,ある程度ナスに火が通ったら豚ひき肉も一緒に炒める。ひき肉に火が通ったらトマトととうもろこしを入れて軽く炒め、お皿にうつす。
  3. フライパンにオリーブオイルとローストガーリックを入れ、つけ合せ用のナスを焼く。
    ナスに火が通ったらトマトとトウモロコシを入れて軽く炒め、塩・ブラックペッパーで味つけし、別皿にうつす。
  4. フライパンに②を入れて塩・コショウ・ケチャップを加え、全体に混ぜ合わせる。
  5. 水とカレールーを入れフタをして、中火で水気がなくなるまで煮込む。
  6. パスタを茹でてお皿に盛りつけ、ドライカレーをパスタにかけて付け合せの野菜を飾る。

夏野菜と豚肉のさっぱりゴマ和え

夏野菜と豚肉
のさっぱりゴマ和え

材料(4人分)

トマト1個
ナス2本
とうもろこし1/2個
豚肉150g
大1
オリーブオイル大1
<調味料>
マヨネーズ大2
小1
白ゴマ大1
えごま油小1(お好みで)

作り方

  1. 豚肉は一口大に切り、酒を混ぜ合わせる。
  2. とうもろこしは下茹でをして実をはずしておく。
    トマトとナスは、くし切りにしておく。
  3. フライパンにオリーブオイルを入れ、ナスと豚肉を焼く。
  4. ボウルに③とトマト・とうもろこしを入れ、調味料を混ぜ合わせる。

5月の春野菜特集の中で「地産地消」をご紹介いたしましたが、都市でも地元で生産された野菜が食べたいという声を受けて、「都市農業」として大都市周辺での農業体験ができる環境づくりや直売なども行われています。

都市農業とは「市街地及びその周辺の地域において行われる農業(農林水産省)」をいいます。市民農園の整備や高齢者や福祉を目的とする都市農業の活用など、全国各地で行われており、農業だけではなく地震時の一時避難場所や火災時における延焼の防止など、防災空間としての役割も果たしています。
神奈川県内でも農業専用地区を設けて都市農業を重点的に実施し、市民農園は849ヵ所(平成28年3月末神奈川県調査)あります。

【農林水産省HP】

【神奈川県HP】

また現在横浜市内でも、田植えや収穫体験・料理教室などのイベントが行われている自然と農業に親しむ場や、市民農園が開設されています。
今年の夏休みはご家族やご友人たちと、夏野菜に触れながら農業体験をしてみてはいかがでしょうか。

【横浜市HP】

便利な「夏の野菜データ」をご用意しました。ダウンロードしてご活用ください。

ダウンロードはこちらから

夏の野菜データ (トマト、ナス、とうもろこし)(PDF 116.6KB)

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